ワクチン・予防接種|千葉県野田市川間駅にあるみつば動物病院|犬、猫、日曜診療

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ワクチン・予防接種

ワクチン・予防接種|千葉県野田市川間駅にあるみつば動物病院|犬、猫、日曜診療

予防医療として、当院では狂⽝病ワクチン接種(⽝)、混合ワクチン接種(⽝・猫)、フィラリア予防(⽝・猫)、ノミダニ予防(⽝・猫)を⾏っています。
ワクチン接種の注射の役割は、「わんちゃんやねこちゃんの命に危険を及ぼす可能性のある様々な感染症を防ぐこと」です。
お散歩中やお出かけ中にうつることも珍しくありません。
接種することをおすすめしております。

予防接種の回数、種類について

ワクチン接種によって作られる免疫は、予防接種を受けた後に一生続くものではありません。
子犬/子猫期に2〜3回行う予防接種ですが、成犬/成猫になっても定期的な接種が必要です。
わんちゃん、ねこちゃんの接種すべきワクチンについて、ご不明な点はご説明いたしますので、まずはご相談ください。

ワクチン接種で予防可能な感性症

ワンちゃんの場合

犬のイラスト

犬ジステンパー

発熱、下痢、神経症状などが起こります。全身が侵され、治ってもいろいろな後遺症が発症します。空気感染の他に、感染犬から感染する場合もあります。子犬がかかりやすい傾向にあり、死亡率も高い怖い感染症です。

犬パルボウイルス感染症

血液の混じったひどい下痢、嘔吐を引き起こす腸炎型がよく知られています。犬パルボウイルス感染症は、子犬に突然死をもたらす心筋型もあります。
感染犬の便や嘔吐物などから感染し、伝染性が強く死亡率が特に高いので、注意が必要な感染症です。

犬伝染性肝炎(アデノウイルス1型感染症)

アデノウィルスによる感染症で、肝炎を主としています。
嘔吐や下痢・食欲不振などを引き起こし、目が白く濁ることもあります。感染犬の尿や便、唾などから感染し、子犬が感染すると、一晩で死亡してしまうケースもあります。

犬伝染性咽頭気管炎(アデノウイルス2型感染症)

アデノウィルスによる感染症で肺炎や扁桃炎など呼吸器病を引き起こします。感染犬との接触の他に、感染犬の咳やくしゃみなどから空気感染することがあります。

犬パラインフルエンザ感染症

パラインフルエンザウィルスによる呼吸器病で、激しい咳が特徴の感染症です。
咳以外には鼻水、扁桃腺炎を引き起こします。
アデノウィルスや細菌と一緒に『ケンネルコフ』と呼ばれる犬の風邪症状を引き起こします。感染力が非常に高い感染症で、感染犬との接触、さらに感染犬の咳やくしゃみなどから空気感染することがあります。

犬コロナウイルス感染症

腸炎を引き起こす感染症で、下痢や嘔吐が起こります。
パルボウィルスと混合感染すると症状は一層重くなり、コロナウイルスとパルボウイルスを一緒に予防することが大変重要です。
感染源は、感染犬の尿や、便からの経口感染です。

犬レプトスピラ症

人にもうつる伝染病で、人と動物共通の細菌によって腎臓や肝臓が侵される怖い伝染病です。
感染源は、感染犬やネズミの尿ですので、アウトドアなど外で活動する犬ほど感染しやすいため、予防が大切です。

ねこちゃんの場合

猫のイラスト

猫ウイルス性鼻気管炎

感染力がとても強く、他のウイルスとの混合感染が多い感染症です。
初めは咳やくしゃみ、発熱、鼻水といった風邪の症状が続きます。また、目ヤニが多くなり、角膜炎や結膜炎を引き起こすようになります。
子猫の場合には、死亡するケースも多い感染症で、回復してもウイルスは体内に残ります。ストレスなどが原因で再発することもあるので注意が必要です。

猫カリシウイルス感染症

咳、くしゃみ、鼻水、風邪に似た症状が続きます。
悪化すると、舌や口の周りに水疱や潰瘍がみられるようになり、肺炎を引き起こすケースもあります。
他のウイルスとの感染で、合併症を引き起こすと死亡することもあります。
回復後もウイルスを排出することが必要で、感染源としての注意も必要です。

猫汎白血球減少症

パルボウィルスが病原体で、白血球が極端に少なくなる病気です。
最も危険な「急性感染症」のひとつで、「猫パルボウイルス症」としても知られています。子猫、若い猫に発症するケースが多く、高熱、嘔吐、強い腹痛などの症状が続きます。
食欲がなくなり、下痢がはじまると脱水症状となり、体力がない子猫などは1日で死ぬこともある死亡率の高い感染症です。
妊娠中の猫の場合は、胎児に影響することもあります。